以前から行って見たくなる店でした。
世界遺産の”韮山の反射炉”に行く道の右側に、赤い大きな暖簾(のれん)がかかっている。
インターネットでは華々(ハナハナ)という美味しい中華の店として評判もいいと書いてある。
私が想像していたのは、こじんまりとして、若い娘さん、あるいは新婚の奥さんがこじんまりと開いた店(だと勝手に思っていた)。
たまたま、今日は午後の一時を過ぎてそこを通ったので寄ってみることにした。
赤い暖簾をくぐってみると、中はなんと広い。テーブル席が3つと右には座敷席があった。
厨房にはなんと、想像してたものとは全く違い、本格的な親父さんともう二人、男女の調理人が忙しく料理を作っていた。
我々は、たまたま、真ん中のテーブルが開いていたのでそこに座った。私と家内とおばあちゃん。
メニューを見ると値段的にリーズナブル。隣の席の人々は本日の定食950円、あるいは1,050円のものを食べていた。どれも美味そうに見えた。
おばあちゃんは焼きそばを注文した。家内はカシューナッツと鶏肉炒め。私は、高菜と肉のそばと半チャーハン。
料理が出てきたのは直ぐだった。持ってきてくれたのは若い娘さん。私は、そこでピンときた。ああ、これは家族総出でお店をやっているんだな、と。
しかし驚いたことに、出てきた料理のボリュームである。これは間違いなく、若者向きである。おばあちゃんは、焼きそばを半分残す羽目になった。私も、そばとチャーハンは全部は無理だった。家内のカシューナッツと鶏肉も多い。
私が食べている横浜中華街の1.5〜1.8倍はある。まあ、伊豆料理はどこも、量は多いことは知っているが、それにしても多い。
今度は、3人で行って、2人前を注文しようということに決めた。
味のことを書くのを忘れました。味は美味しい。
最近、横浜中華街に行って驚いた。私にはとても塩辛く感じたので、ちょっと、塩を薄めにお願いします、とお店の人曰く、「うちの味は昔から、この味です。」と剣もほろろ。そんな私から見て、この味はグーッ。
韮山の反射炉に来た時にはどうぞ、よって見てください。